プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年03月30日

モノを介して、「何か」を売る

モノを介して、「何か」を売る時代に突入した。


「ミッション」(岩田松雄 アスコム)
を読んでからというもの、

出張先ではほぼ
スターバックス朝活をしているのは、
朝早く空いているからだし、
7時~9時まで2時間過ごしても、大丈夫な安心感がある。

そして何より、スターバックスクオリティな
店員さんの印象がいい。

わずか300円でそんな時間を買えるというのは
本当に素晴らしいと思う。

スターバックスのコーヒーを
持ち帰りで買う人はどういうことなんだろう?
スターバックスを選んでいる自分が好きなのか。

モノはすでにいっぱいある。
何も要らない。

だから、
これからは
モノを介して何かを売ることが必要となってくる。

小阪裕司さんは15年以上前に
「ワクワクするビジネスに不況はない」
のなかで、

ヴィレッジヴァンガードなどの例をだし、
「ワクワク」の重要性を説いた。

その「ワクワク」を言語化したいとずっと思っていた。

昨年11月に佐賀県武雄市図書館に行き、
空間の持つパワーに圧倒された。

その月末に
内沼晋太郎さん×佐藤雄一さんのトークイベントで
なんとなくそれが言語化された。

1月の青森行の帰りに、
目指すべき空間の形が見えた。

「多様性」と「偶然性」が「可能性」を生んでいく。

だからこそ、本屋が必要だし、
そこにこそ存在意義がある。

本屋が劇場(theater)になったら、
きっともっとワクワクする空間だろう。

これこそがネット書店にはできない、
本屋だけの道。

そしてそこにモノを介した「何か」が発生し、
人々はそれを求めてやってくる。

そんなことを改めて考えて、
日本最高峰の書店員さんとの会話でした。

いい時間をありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 08:04Comments(0)