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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年03月14日

対話からスモールビジネスを生む

昨日は、プレゼンでした。
ぜんぜん伝える力がないなあって思いました。

言語が違う人たちをどのようにつないでいくか
それが僕ら世代の役割であるのに、
僕自身がそれを放棄してはいけないなあと思いました。

ツルハシブックスは、ニュービジネスなのか?
という問い。
これに答えられなかった自分の未熟さを感じました。

ツルハシブックスをビジネス社会から見ると、どうなるのか?
という問いにもっと答えていかないといけないと思いました。

反省会を含めて、
帰りの電車でひとり振り返り。

ツルハシブックスを地域経済視点から見ると、
「パラレル・キャリア・プラットフォーム」
なのだと思います。

「成長産業は雇用を生まない」ということは、
これからますます雇用、特に正規雇用の機会は減っていきます。

これは社会の変化の必然であり、
言い方を替えれば、
この60年が特殊な「正規雇用の時代」
だったと言えるでしょう。

それを可能にしたのは、
人口増を背景とした工業社会の発展です。

日本経済が飛躍的に経済成長を遂げたのは
1954年からだと言われています。
工業に設備を投資し、大量生産・大量消費が可能になったのです。

2014年現在60歳の人までは、
この高度経済成長期突入以降の日本しか知りません。

このときから始まった価値観は「効率化」です。

「効率化」思想は、60年の時をかけて、
日本の隅々にまで行き渡りました。

「効率化」思想は工場では、
「分業」の考えを発展させました。

テレビをひとりでつくるよりも、
あなたは部品を組み立て、あなたはテレビ枠をつける
こうしたほうが何十倍、何百倍も多く生産できるからです。

「分業」の発展は「専業」の思想、
仕事VS余暇(プライベート)の思想を生みました。

こうして、
地域コミュニティから祭りなどの行事が消えていきます。
地域の行事に参加することは、
自分の人生にとって、効率的ではないからです。

地域から農業が消えていきます。
工業のほうが効率的だからです。
都会に若者は出ていきます。
都会のほうが効率的に稼げるからです。

こうして、地域商店街や農業を中心とした地域産業は疲弊し、
厳しい経済状況におかれる中で、原発の立地が進みました。

しかし。
あれから60年が過ぎ、社会は大きく変わりました。
ビジネスの領域も変わりました。

もはや、「効率化」では価値は生めません。
そもそも前提となっていた人口増が崩れ、
人口減少社会に突入しているので、
「効率化」が価値を生めないのは仕方ありません。

「ナリワイをつくる」(伊藤洋志 東京書籍)


で伊藤さんが言っているように、
この60年だけが、特殊な専業の時代だったと
言えるのではないでしょうか。

これからの時代、
ひとつの仕事だけで十分な収入を得ていくのは難しいことだと思います。

だからこそ、
地域の資源を生かした、スモールビジネスを
自ら創っていくことが求められます。

それには、東京よりも、新潟のほうが、
新潟市中心部よりも、西区内野のような、
田園地帯と住宅地帯が混在する場所のほうが
スモールビジネスを生んでいく可能性が高いと考えられます。

ツルハシブックスは、
「農」「食」をテーマにした
「パラレル・キャリア・プラットフォーム」
になり得ると僕は思います。

そして、それこそが地域再生の具体的方法
になっていくのではないかと思うのです。

「本業で食えない。」

それは、地域にとっては、嘆くことばかりではなく、
ふたたび地域に若者が入ってきて、
小さなビジネスを起こしていくチャンスの時代の
到来を予感させます。

「農」と「食」、あるいは「本」をキーワードに、
地域と対話し、上の世代と対話し、自分を活かせる
スモールビジネスを生んでいく。
あるいは、ひとりではなくチームで取り組んでみる。

そうして、スモールビジネスが数多く生まれていく。
そんなプラットフォームが地域には必要なのではないでしょうか。

「対話によるスモールビジネスづくり」
そんな文化を創っていくこと、
そこにツルハシブックスの使命のひとつがあるのでは、
と思いを新たにしたプレゼンテーションでした。

なんだか楽しくなってきました。

それにしても、まだまだ経済社会言語での対話がうまくできないのは、
まだまだ努力が必要です。  

Posted by ニシダタクジ at 07:19Comments(0)日記