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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年10月27日

中学生・高校生への直接アプローチ

将来、何になりたいんだ?
夢はなんだ?

そんなこと言われても・・・

モデルがいない。
そもそも、世の中を知らない。

14歳くらいで、
そんな問いを言われても、
あまりにも思いつく仕事は少ない。

勉強ができる子は、
それを先延ばしにすることも多い。

高校に行ったら考えよう。
とりあえず勉強。
大学に行ったら考えよう。
とりあえず受験。

あれ。
大学3年。
何も見つかっていないじゃないか。

どうしよう。
大学院に行くか。
悪魔のささやきだ。

内田樹先生は、「街場のメディア論」で
自分に向いている職業などない、と断言する。
そうではなくて、仕事に合わせて、
どう自分が貢献していくか、を繰り返すことだと言う。

そういうことだと僕も思う。
だから、中学生のときからできることは
ありもしない答えを探すことではなくて、
たくさんの大人に出会い、価値観に出会い、
孤独の中で自問自答をし、その問いを再び大人にぶつけてみる。
そんな繰り返しなのではないだろうか。

2002年。
ひとりの中学生3年男子と出会った。
彼は不登校だった。
だんだん話をしていくうちに、
自分のいい加減さがすごく大切だと気づいた。

世の中には、いい加減な大人も必要だ。

それから、僕のテーマは、
中学生・高校生との大人との接点を
つくることだった。

まずは小学生から大人と接する遊び場を
開催していた。
次にやったのは大学生が企業の経営者と
学ぶ研修プログラムだった。

その間に、小さな学習塾をオープン。
楽しい日々を送っていたが、
自分だけが講師であるのは
ちょっと物足りなかった。

どうすれば、直接アプローチできるのか?
街の多様な大人が、中学生や高校生、大学生と
将来を共に見つめ、行動するきっかけを作れるのか?

たこ焼き?
クレープ?
大判焼き?

そんな飲食系か?
それもいいだろう。

そんなときに、
ジブン発掘本屋~ツルハシブックスがスタート。

7月には地下古本コーナー「HAKKUTSU~発掘」がスタート。

思いのある大人が、メッセージをつけて、
古本を贈る。
それを若者が発掘する仕組み。

これによって、
新しい出会いがすでに生まれている。

そして僕は、学習塾や軽食以外の
中学生・高校生への直接アプローチ手段を得た。
これから何が始まるのか、とても楽しみだ。

10月27日木曜日、改装を経て、HAKKUTSU再開です。

  

Posted by ニシダタクジ at 06:34Comments(0)就職