2013年05月07日
1万人×1回よりも100人×100回

山崎亮とゆくコミュニティデザインの現場(渡辺直子 繊研新聞社)
これは山崎亮ファンのための写真集ではないぞ。(笑)
コミュニティデザインを志す人にはかなり
読み物としておもしろい1冊。
熱い、コミュニティデザイン入門編。
観光客が一気に押し寄せる
1万人×1回の「ブレイク」ではなく、
100人の観光客が100回リピートするような
そういう場をつくっていくことが必要だ。
そうだなあ。
コツコツと積み重ねることで、
地域の人が主体となり、
自らつくっていけるようになる。
そういうのを、中山間地や離島で
外部と内部の人とで重ねていくこと。
そういうのができたらいいなあ。
家島を舞台にして
行われた、島パッケージワークショップ
とかって面白いなあ。
全5回で、
まちづくりプランナー
カメラマン
グラフィックデザイナー
コラージュアーティスト
コピーライター
と一線級をお呼びしての講座。
これで実際に島の特産品のパッケージを作っちゃおうという企画。
いいねえ。
こういうのを粟島でもやれたらいいなあ。
粟島の釜谷地区って
ワークショップの大会に最適なような気がしてきましたよ。
朝ごはんはワッパ煮広場でみんなで食べて、
夜は、各チームごとに民宿に泊まりながら考えを深める、
みたいな。
釜谷地区全体が複層になっているので、
天然の「ネオミュージアム」(上田信行:プレイフル・ラーニングを読むべし)
になっている。
いいかもな。
ワークショップの島、粟島。
携帯電話は一時預かります、みたいな。