2013年05月21日
「匿名」を超えて
聖泉大学有山先生が紹介していたブログ。
http://www.kochikoma.net/blog/2013/05/post-92ad.html
「駒澤大学から電通に就職することは極めて難しいのか?」
うーん。
これ。
これまで生きてきた20年間が象徴されるような言葉だ。
属性によって、人は判断される。
有名校
有名大学
有名企業
そこの肩書きがあれば、社会人として認められる。
そんな時代はおそらくは終わりつつあるというのに、
高校入って即、「大学受験に向けて」とかスピーチされるような
世の中で生きていると、そういうほうが大切なのかな、って思っちゃうかも。
「属性」を手に入れる、ということは、
坂口恭平さん風に言えば、
「匿名化」された自分を手に入れる、ということ。
自分そのものではなく、〇〇大学の××です。
「匿名化」はすなわち、
自らを交換可能な部品にするということだ。
ここに就職活動の大きなダブルバインドが存在している。
自分の価値を上げるために、
簿記やら、パソコンスキルやらを身に付ける。
あるいは名の通った大学に進学する。
しかし、仮に資格や属性によって採用されたとすると、
それは同じ資格や属性を持っている人と交換可能であるということだ。
だから、資格や属性だけを身に付けるのではなく、
自分を「価値」化する必要がある。
そのための問いが、
糸井重里さんに言わせれば、(「はたらきたい/ほぼ日」より)
「大切にしてきたことは何ですか?」
「大切にしていることはなんですか?」
この質問によって、
「こいつと働きたい」と思えるかどうか。
これが採用のポイントになってくるのだ。
もちろん、スキルが不要というわけでは決してない。
しかし、スキルだけではなく、経験から出てくる人間性を磨くこと。
ここも大切にしていく必要がある。
学校だけではなく、地域でアクションを起こすこと。
これが大学生にとっては必要だろうと心から思うのです。
「匿名」を超えて、自分自身の人生を生きるために。
サンクチュアリ出版のシビれる1冊、
「常識を疑うことから始めよう」(ひすいこたろう)
から、一言、贈ります。
「人生とは、自分探しではない。自分を創造することだ。」
(バーナード・ショー)
熱い。
熱いっす。
ツルハシブックスでもお取り扱いします。
http://www.kochikoma.net/blog/2013/05/post-92ad.html
「駒澤大学から電通に就職することは極めて難しいのか?」
うーん。
これ。
これまで生きてきた20年間が象徴されるような言葉だ。
属性によって、人は判断される。
有名校
有名大学
有名企業
そこの肩書きがあれば、社会人として認められる。
そんな時代はおそらくは終わりつつあるというのに、
高校入って即、「大学受験に向けて」とかスピーチされるような
世の中で生きていると、そういうほうが大切なのかな、って思っちゃうかも。
「属性」を手に入れる、ということは、
坂口恭平さん風に言えば、
「匿名化」された自分を手に入れる、ということ。
自分そのものではなく、〇〇大学の××です。
「匿名化」はすなわち、
自らを交換可能な部品にするということだ。
ここに就職活動の大きなダブルバインドが存在している。
自分の価値を上げるために、
簿記やら、パソコンスキルやらを身に付ける。
あるいは名の通った大学に進学する。
しかし、仮に資格や属性によって採用されたとすると、
それは同じ資格や属性を持っている人と交換可能であるということだ。
だから、資格や属性だけを身に付けるのではなく、
自分を「価値」化する必要がある。
そのための問いが、
糸井重里さんに言わせれば、(「はたらきたい/ほぼ日」より)
「大切にしてきたことは何ですか?」
「大切にしていることはなんですか?」
この質問によって、
「こいつと働きたい」と思えるかどうか。
これが採用のポイントになってくるのだ。
もちろん、スキルが不要というわけでは決してない。
しかし、スキルだけではなく、経験から出てくる人間性を磨くこと。
ここも大切にしていく必要がある。
学校だけではなく、地域でアクションを起こすこと。
これが大学生にとっては必要だろうと心から思うのです。
「匿名」を超えて、自分自身の人生を生きるために。
サンクチュアリ出版のシビれる1冊、
「常識を疑うことから始めよう」(ひすいこたろう)
から、一言、贈ります。
「人生とは、自分探しではない。自分を創造することだ。」
(バーナード・ショー)
熱い。
熱いっす。
ツルハシブックスでもお取り扱いします。