プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年05月26日

プラットフォームとしての本屋の可能性

僕はいわゆる「本好き」ではない。
小中学校のころ、読んだ本はほぼ皆無。

児童文学の傑作は
残念ながら1冊も読んでいない。
いや、ズッコケ三人組くらいは読んだかな。

僕が読書の道に入ったのは
高校3年生の図書館だ。
進路選択に悩む僕の前にあった膨大な本。

たまたま手に取った
鳥取大学農学部遠山先生の本。

その本を手に取るには
少年マガジン掲載のマンガ「SHOGUN」があり、
そして人生が決まった。

だから。
本屋取材を受けていたりすると
ちょっぴり恥ずかしくなる。

昔からの本が好きなわけではない。

だから、だからこそ。
「偶然」本と出会える場を目指していきたい。

そのひとつが地下古本コーナー「HAKKUTSU」となるのだろう。
暗闇の中だから、軽い気持ちで本を手に取り、買う。
図書館の本ではなく、本を買うという行為が、
その人の中の何かを変える、かもしれない。

また、その本を買ったとき、大人に出会うかもしれない。
それはステキな大人かもしれないし、
こんなふうにはなりたくないな、と思うような大人かもしれない。

でも。
そこで出会う機会を得るのだ。

僕は大学を卒業して
農業から教育への興味がシフトし、
教育の中でも場づくりがキーなのではないかと思ってきた。

そのタイミングで、
商店街に出るとしたら、
どんなお店をやりたいか?
本屋で人が集まるような場をしたい。

前向きになれる本が並んでいる本屋さん。
人と人が出会える本屋さん。

そう。問いが違ったのかもしれない。
どんな魅力的な本屋をつくるか?

ではなく、
中学生高校生大学生に
どんな魅力的な「本と出会う機会」をつくるか?

という問いだったのかもしれない。
まだまだ、この問いへのチャレンジは始まったばかり。

可能性、広げていこう。
お客さんやサムライたちと一緒に。  

Posted by ニシダタクジ at 05:19Comments(0)思い