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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年09月02日

コミュニケーション力は慣れだ

就職活動時、
もっとも大切なのは、
コミュニケーション能力だ。

とよく言われる。
だから、コミュニケーション力を
つけたいと思う大学生は多い。

コミュニケーション力講座
などという講座もある。
しかし、
コミュニケーション力はスキル(技術)ではない。
慣れの問題だ、と劇作家の平田オリザさんは言う。

「たとえば、20年ほど前までは一人っ子は
圧倒的に少数派だったが、いまではクラスの
2,3割を占めている。おじいさん、おばあさんと一緒に暮らしているかどうか。
近所に親戚がいるか、商店街で育ったか、セキュリティの厳しいマンションで育ったか」

つまり、コミュニケーション機会の減少は環境要因によって
明らかだということだ。そして、

「いま、中堅大学では、就職に強い学生は2つのタイプしかいないと言われている。
一つは、体育会系の学生、もう一つはアルバイトをたくさん経験してきた学生。
要するに大人(年長者)とのつきあいに慣れている学生ということだ。」
(平田オリザ わかりあえないことから)

著者は言う。
「そんなもの、慣れてしまえばいいじゃないか」

そして、教鞭をとる大阪大学の大学院生たちにこう言うそうだ。

「世間で言うコミュニケーション能力の大半は、たかだか慣れのレベルの問題だ。
でもね、20歳過ぎたら慣れも実力のうちなんだよ。」

なるほど。

そういう「慣れ」の現場を作っているのかもしれませんね。
大学1年次、2年次に地域に入り込み、コミュニケーション機会を
つくりながら、何かを作り出していく経験、
そんなインターンシップをいま、作っています。

特に歴史ある商店街などは
最適のフィールドではないかと思います。

これから3週間、よろしくお願いします。  

Posted by ニシダタクジ at 06:54Comments(0)学び