2013年09月11日
ハーバードもオックスフォードも教育事業で儲けてはいない

「そろそろ会社辞めようかな」と思っている人に一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか。
(山口揚平 アスキーメディアワークス)
3日目です。
ハーバードビジネススクール。
言わずと知れた名門中の名門。
建物のほとんどは、
卒業生たちの寄付によって
建てられている。
そして、ビジネススクールらしく、
資金運用でもかなりの額を稼いでいて、
過去20年間の年平均リターンは11.9%と
素晴らしい成績を収めている。
イギリスの名門、オックスフォード大学も
収益の土台は、不動産収益となっている。
大学が都市一帯の不動産を所有しているので
街の価値があがると収益が上がるシステムになっている。
そして、
山口さんは言う。
~~~ここから引用
実を言うと、教育事業そのもの(授業料など)で利益を上げている組織は
世の中にはきわめて少ないのです。
なぜなら教育とは、それが本質的に役に立つものであるほど
成果が上がるまでに時間がかかるので、
教育を提供した時点で価値が感じられるものではないからです。
したがって、教育を提供する機関にはお金が落ちにくくなります。
よい教育機関(長く続く知識を提供する機関)ほど、
儲けることが難しいのが実際なのです。
~~~ここまで引用
うお~。
そうだったのか!
なんとも衝撃。
だから日本には受験対策の塾しか
民間教育機関としては難しいのか。
こりゃ、面白い。
本質的に役に立つ教育機関をするには、
本業ではないところで稼ぐことが必要なのですね。
がんばろうぜ、ツルハシブックス。