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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2013年09月14日

即日満席のワークショップで新たな価値は生まれるか?


眼からウロコ落ちまくる本、
「ナリワイをつくる」(伊藤洋志 東京書籍)
これは、ヤバいっす。
熱いっす。

イベントを立てて、定員がなかなか埋まらずに、
赤字の恐怖と戦いながら、
ラスト1週間、知り合いを誘いまくる、
という経験がある人は多いだろう。

では、
「即日満席」というのがいいのだろうか?

そりゃ、ビジネス的にはいいのだろうけど、
果たして、そのイベントで「新たな価値」が生まれるだろうか?
「場のチカラ」は多様性や偶然性が創ると僕は思う。

もし、即日満席のワークショップがあったとしたら、
それは、講師がとても有名な人だったりだとか、
楽しすぎてリピーターが何度も来ているイベントだったりする。
そこに「多様性」や「偶然性」の要素は少ない。

~~~ここから引用

募集開始してすぐに満席ということは、
「たまたま知って受講しました」ということが
少ないことを意味する。
異なる世界からの新しい出会いが生まれにくくなっている
可能性が高いのである。

(中略)
教育に関わるビジネスについては
やっている人が儲かるのはいいけど、
学びが実になるなるのかどうか、
本来はそっちのほうが重要である。

もちろん、自己啓発的セミナーの多くが教育ではなく
もはやエンターテイメント化しているので、
芸人のライブを見に行くと考えればまあ理解はできる。

~~~ここまで

いやあ。
切れ味スルドいなあ、伊藤さん。

ワークショップでは「新たな価値」を生み出すことが重要で、
それには「多様性」や「偶然性」が必要であるから、
即日満席よりはぼちぼち満席のほうがいい。

なるほどね~。

もう、「独立国家のつくり方」(坂口恭平 講談社新書)
のように、世界が複層に見えてきます。

現代社会の矛盾に苦しむすべての若者に届けたい本。
ナリワイをつくる。
これは3ケタ、売りましょう。
そして伊藤洋志さんを新潟に呼ぶのです!  

Posted by ニシダタクジ at 06:58Comments(0)