2013年10月18日
ほしい未来は、つくろう

「ほしい未来」は自分の手でつくる(鈴木菜央 星海社新書)
いい。
出だしが熱い。
こういう本好きです。
「社会を変える」とか
「ソーシャルデザイン」
っとかって
なんだか難しい感じがするのだけど、
鈴木さんは言います。
~~~
ここで強調しておきたいのは、
「ほしい社会」をつくるきっかけは、
ひとりひとりの身近なところにあるということです。
身の周りの「暮らし」や「仕事(働き方)」の
課題を解決することが、「社会」をつくることになる。
~~~
そう。
日々の暮らしや仕事(働き方)を
もういちど捉えなおしてみること。
そこから新しい社会の扉が開いていくのです。
いいですね。
冒頭のところだけで胸が熱くなります。
そしてこの一節が続きます。
~~~ここから引用
誰かが「幸せな生き方を決めてくれる時代は終わりました。
「所得倍増計画」や「高度経済成長」のように、
誰かが決めた「幸せそうな未来」を、みんなで一緒になって追いかける必要はもうないのです。
(中略)
いまはひとりひとりが自分で「ほしい社会」や「ほしい未来」を思い描き、
それを楽しみながらつくっていく時代です。
(中略)
たしかに、社会にはたくさんの課題があります。
でもそれは、課題を解決することで、
新しい社会、僕たちの「ほしい社会」をつくっていける、ということでもあります。
僕らはいま、いまだかつてないほど、ワクワクする時代を生きているのです。
~~~ここまで引用
そうそう。
僕らは、いまだかつてないほど、ワクワクする時代を生きている。
そう。
てのひらの中に未来を握っているような。
僕は、大学時代にそんな感覚を覚えたことがあります。
この手で、未来を創っているんだ。
だから、つかまなきゃ。
そんな原点に返らされる本。
移動中の新幹線でじっくり読みます。
鈴木さん、星田くん、ありがとうございます。