2013年06月10日
3冊の宇宙
一箱古本市@現代市
に行ってきました。
初めて、「古本いと本」の隣でやりました。
いと本、すごかった。
仕事がていねい。
ダントツの1位に輝いていました。
我らが鶴嘴(つるはし)書房は
51冊売れ!で第5位!!
やった!!
初ランクインでした。
古本市のコミュニケーションってステキです。
「共感」がそこらじゅうに転がっている感じがたまりません。
4日火曜日の僕のトークを聞いた
短大の子が2名、来てくれました。
うれしかった!
そして、
あのブックディレクター幅さんが登場!

いとぽんと写真撮影しました。
夜の表彰式&トークでの
幅さんのお話がすごく心に響きました。
幅さんは一箱古本市を堪能したそうです。
恋愛をテーマにしたひとかたまりの本が、
売れていくとだんだん少なくなっていきます。
そうすると、「恋愛」と呼ぶにはちょっと違う本の構成になるのだそうです。
そこで他の本を加えて、
「ワーキングウーマン」というコーナーを
つくるのです。
「本を選ぶ。よりも選んだ本をどう組み合わせるか?」
それが楽しいのだと幅さんは言います。
本を読むこと自体が目的ではない。
と幅さんは言います。
(詳しくは著書、「幅書店の88冊」に)
読書がどのように自らの日々に作用し、
いかにおもしろおかしく毎日を過ごせるかのほうが
重要だと思っている。
そうそう。
読書ではなくて、その先。
僕がヴィレッジヴァンガードで感じた本屋さんの魅力。
本をどう置くか、で町が変わるんだって思った。
たったの3冊で、
小さな宇宙は創れるのだと。
幅さんが教えてくれた。
ひとつが売れたら、
そこはまた違う宇宙が広がる余地ができる。
そしてまた、その宇宙に惹かれ、
人は本を買い、そして読むのだ。
あらためて。
本屋というメディアについて考えさせられた。
文化の最前線にいるんだという誇りを持って、
いい本屋を創っていこう。
無限の宇宙を、日々つくっていこう。
に行ってきました。
初めて、「古本いと本」の隣でやりました。
いと本、すごかった。
仕事がていねい。
ダントツの1位に輝いていました。
我らが鶴嘴(つるはし)書房は
51冊売れ!で第5位!!
やった!!
初ランクインでした。
古本市のコミュニケーションってステキです。
「共感」がそこらじゅうに転がっている感じがたまりません。
4日火曜日の僕のトークを聞いた
短大の子が2名、来てくれました。
うれしかった!
そして、
あのブックディレクター幅さんが登場!

いとぽんと写真撮影しました。
夜の表彰式&トークでの
幅さんのお話がすごく心に響きました。
幅さんは一箱古本市を堪能したそうです。
恋愛をテーマにしたひとかたまりの本が、
売れていくとだんだん少なくなっていきます。
そうすると、「恋愛」と呼ぶにはちょっと違う本の構成になるのだそうです。
そこで他の本を加えて、
「ワーキングウーマン」というコーナーを
つくるのです。
「本を選ぶ。よりも選んだ本をどう組み合わせるか?」
それが楽しいのだと幅さんは言います。
本を読むこと自体が目的ではない。
と幅さんは言います。
(詳しくは著書、「幅書店の88冊」に)
読書がどのように自らの日々に作用し、
いかにおもしろおかしく毎日を過ごせるかのほうが
重要だと思っている。
そうそう。
読書ではなくて、その先。
僕がヴィレッジヴァンガードで感じた本屋さんの魅力。
本をどう置くか、で町が変わるんだって思った。
たったの3冊で、
小さな宇宙は創れるのだと。
幅さんが教えてくれた。
ひとつが売れたら、
そこはまた違う宇宙が広がる余地ができる。
そしてまた、その宇宙に惹かれ、
人は本を買い、そして読むのだ。
あらためて。
本屋というメディアについて考えさせられた。
文化の最前線にいるんだという誇りを持って、
いい本屋を創っていこう。
無限の宇宙を、日々つくっていこう。
2013年06月09日
商店街という豊かさ
「おいしくにしく」
掲載の原稿の転載です。
http://www.specialsite.city.niigata.jp/nishiku/relayessay/2013/06/post-68.html
~~~ここから
ツルハシブックスでは、「鶴酒場」という飲み会が不定期に開催される。
地元の日本酒を飲みながら、商店街で買ってくるおつまみを食べる。
魚屋さん、肉屋さん、豆腐屋さん、味噌屋さん、海産物加工品店、お菓子屋さんなど、
商店街にあるお店だけで、かなり豪華なおつまみと〆のスイーツが出揃う。
買い物に行くと、いつもの笑顔が待っている。そしてオススメやこだわりを教えてくれる。
炭火でじっくりと焼く焼き魚。栃尾揚げ並に大きくてジューシーなジャンボ油揚げ、絶妙な塩加減のいか丸干し。
「今日は飲み会?」
「そうなんです。何がいいですかね?」
「ヤリイカ塩辛作ったんだ。やわらかくて美味しいよ。」
「じゃあ、それにします。」
そんな会話がある買い物。
買い物とは、かつて、そのようなワクワクする体験だったんじゃないか。
商店街でコミュニケーションをとりながら、おかずを決める。そんな空間だったんじゃないか。
商店街という豊かさがあったんじゃないか。と強く思う。
それがいつのまにか、郊外の大型スーパーマーケットに主役交代させられていった。
そこにあるのは、新聞折り込み広告による「価格比較」とわずかな鮮度や質の違いだ。
私が育った千葉県袖ケ浦市も、まさにそういうところだった。
買い物とは、チラシで価格比較をして、行くスーパーを決めるものだと思っていた。
「買い物」の唯一の価値基準は、コストパフォーマンス(経済合理性)である。
それが本当に豊かなのか?と東日本大震災が突きつけた。
商店街という豊かさをもういちど取り戻すときが来ているのではないだろうか。
商店街はかつて、「コミュニケーション」の場だった。
「地域教育」の舞台だった。
そしてなにより、「経済の連鎖」の場所だった。
商店街の買い物が回りまわって、自分の豊かさにつながっていった。
2011年2012年と、大学生らが商店街を取材して、
「内野ひとがらMAP~内野日和」を作った。
みな、商店街の人たちと仲良くなって、行くたびにお菓子や漬物をもらってきていた。
大学生は商店街が好きになっていった。
平成生まれの大学生たちは、他世代とのコミュニケーションが苦手だと言われる。
それは単に機会がなかっただけではないかと思う。
大学生だけではない、高校生も中学生も、商店街をフィールドとした活動をすることは、
彼らにとって、視野が広がるよい機会となると思う。
「効率性」だけが価値ではないと彼らはなんとなく感じている。
商店街の中で、非効率の中にある豊かさを感じられる機会を得ることは、
彼らが人生を送る上で、大きな価値があるのではないだろうか。
そのような機会をこれからもつくっていきたい。
掲載の原稿の転載です。
http://www.specialsite.city.niigata.jp/nishiku/relayessay/2013/06/post-68.html
~~~ここから
ツルハシブックスでは、「鶴酒場」という飲み会が不定期に開催される。
地元の日本酒を飲みながら、商店街で買ってくるおつまみを食べる。
魚屋さん、肉屋さん、豆腐屋さん、味噌屋さん、海産物加工品店、お菓子屋さんなど、
商店街にあるお店だけで、かなり豪華なおつまみと〆のスイーツが出揃う。
買い物に行くと、いつもの笑顔が待っている。そしてオススメやこだわりを教えてくれる。
炭火でじっくりと焼く焼き魚。栃尾揚げ並に大きくてジューシーなジャンボ油揚げ、絶妙な塩加減のいか丸干し。
「今日は飲み会?」
「そうなんです。何がいいですかね?」
「ヤリイカ塩辛作ったんだ。やわらかくて美味しいよ。」
「じゃあ、それにします。」
そんな会話がある買い物。
買い物とは、かつて、そのようなワクワクする体験だったんじゃないか。
商店街でコミュニケーションをとりながら、おかずを決める。そんな空間だったんじゃないか。
商店街という豊かさがあったんじゃないか。と強く思う。
それがいつのまにか、郊外の大型スーパーマーケットに主役交代させられていった。
そこにあるのは、新聞折り込み広告による「価格比較」とわずかな鮮度や質の違いだ。
私が育った千葉県袖ケ浦市も、まさにそういうところだった。
買い物とは、チラシで価格比較をして、行くスーパーを決めるものだと思っていた。
「買い物」の唯一の価値基準は、コストパフォーマンス(経済合理性)である。
それが本当に豊かなのか?と東日本大震災が突きつけた。
商店街という豊かさをもういちど取り戻すときが来ているのではないだろうか。
商店街はかつて、「コミュニケーション」の場だった。
「地域教育」の舞台だった。
そしてなにより、「経済の連鎖」の場所だった。
商店街の買い物が回りまわって、自分の豊かさにつながっていった。
2011年2012年と、大学生らが商店街を取材して、
「内野ひとがらMAP~内野日和」を作った。
みな、商店街の人たちと仲良くなって、行くたびにお菓子や漬物をもらってきていた。
大学生は商店街が好きになっていった。
平成生まれの大学生たちは、他世代とのコミュニケーションが苦手だと言われる。
それは単に機会がなかっただけではないかと思う。
大学生だけではない、高校生も中学生も、商店街をフィールドとした活動をすることは、
彼らにとって、視野が広がるよい機会となると思う。
「効率性」だけが価値ではないと彼らはなんとなく感じている。
商店街の中で、非効率の中にある豊かさを感じられる機会を得ることは、
彼らが人生を送る上で、大きな価値があるのではないだろうか。
そのような機会をこれからもつくっていきたい。
2013年06月08日
大学時代に夢に近づく3つアクション
夢シリーズ、考えていて
楽しくなってきました。
「周りの大人が夢を持て」と言う3つの理由
1 おとなしく勉強しておいてもらいたいから
実はこれが最大の理由のような気がします。
いろんな活動やってフラフラしてないで、
おとなしく目標に向かって勉強してもらっていたほうが自分が安心できる。
学校でも、家庭でも、
自らの不安要素を消したいため、
そのようなことを言うというのが、
大きいような気がします。
2 工業化社会の残り火
工業化社会では、目標をもって、そこに集中して、
その目標を達成することには絶対の価値がありました。
テレビを毎月何万台生産して、
このくらいまでコストダウンすると、
利益がこのくらい出るから、
そうするとボーナスがこのくらいになります。
という方程式を立てることができた。
ゴールを決めて、そこに向かって逆算していく手法は、
非常に有効な時代があったので、その経験が大きいのだと思います。
3 自分の過去の後悔
「あのとき、もっと努力しておけば」
という後悔は誰もが持っていると思います。
自分の子どもには、
そんな後悔はさせたくない。
だから、いま、早めに夢・目標を持って、
そこに向かっていくことで
夢を叶える人生を送ってほしい。
以上、周りの大人が夢を持てという3つの理由。
あまり救われないので、続けます。
☆大学時代に夢に近づく3つのアクション~休暇中
クランボルツ先生の計画された偶発性理論にもとづき、
大学時代に夢に近づく3つのアクションを考えてみました。
2か月にもわたる夏休み、春休みに
何をするのが一番いいのか。
考えてみたいと思います。
1 ひとり旅
これ、いいですね。
海外でも国内でも、ひとり旅に出てみる。
孤独な時間を過ごすなかで自分を見つめ、
たくさんの出会いの中で、感性を磨く。
できれば携帯電話を置いていくか、
電源を入れる時間を決めておくというのが大切かも
しれません。
2 ボランティア
これもなかなかいいと思います。
世の中の価値観とは、異なる行動原理で
動いている人たちとの出会いと活動。
あなたの視野を広げてくれます。
できれば、社会人が多数参加している
ボランティア団体のところに、
学生ひとりで乗り込んでいくと、
向こうも興味を持ってくれるし、やさしくしてくれるでしょう。
3 インターンシップ
これが僕たちの主戦場です。
期間限定で目標を決めて、実現に向けて走る。
社会人になったつもりで、
今までは消費者側の視点しかもっていなかったけど
提供者側の視点に立つ。
味わう挫折。
そこからふたたび立ち上がり、
目標を目指していく。
そんなことができるのがインターンシップ。
☆大学時代に夢に近づく3つのアクション~学期中
さあ。
それでは学期中にできることはなんでしょうか。
考えてみようと思います。
1 アルバイト
これ、定番ですけど、やはり重要。
この中でもどんな仕事を選ぶのがよいのか。
これも考えた方がいいと思います。
アルバイトのほとんどがサービス業だと思うのですが、
どんな仕事を選んだらいいのか、考えてみました。
・たくさんの世代の人と接する職種
・個人経営しているお店の仕事
・自分の技術が磨かれる仕事
いろんな世代の人が来る
個人経営している飲食店で、
調理も担当させてもらっている、
みたいなのは、すごく成長の機会があるなあと思います。
まあ、3つ全部満たすのは難しいので、
1つずつ考えていったらいいと思います。
2 読書
やっぱり読書ですね。
いま、ネットと携帯電話の進歩と普及によって、
ひとりになる時間はほぼ皆無になりました。
一日中、誰かとつながっている。
これでは、自分は磨かれません。
それを解消してくれるもっとも簡単なツールが
本を読むという行為になると思います。
本を読んでいるときはひとりです。
自分と向き合います。
考えます。
そんな時間が必要なのだと思います。
3 テーマ学習
やはり大学生なので、学びは必要だと思います。
特に興味のある学部に進学しているはずなので、
そこで何らかのテーマをもって、学ぶということが
とても大切です。
大学にはひとつのテーマを探求しつづけている
教授がいます。
その先生を質問攻めにするくらい、
ひとつのテーマを追求する学習もいいのではないかと思います。
ちなみに僕の大学のときのテーマは
「環境保全型農業」でした。
自分の選考している「植物生産学」ではなく、
よく「土壌学」の研究室に遊びに行って、先生にいろいろ聞いていました。
テーマ学習。
これをするには大学はとてもよい空間です。
以上、3つのアクションを考えてみました。
これによって、クランボルツ先生の言う、
偶然を計画し、偶然を生み出し、偶然をつかむ
ことができるようになると私は考えます。
それでは、よき大学生活を!
Boys be Ambitious!
楽しくなってきました。
「周りの大人が夢を持て」と言う3つの理由
1 おとなしく勉強しておいてもらいたいから
実はこれが最大の理由のような気がします。
いろんな活動やってフラフラしてないで、
おとなしく目標に向かって勉強してもらっていたほうが自分が安心できる。
学校でも、家庭でも、
自らの不安要素を消したいため、
そのようなことを言うというのが、
大きいような気がします。
2 工業化社会の残り火
工業化社会では、目標をもって、そこに集中して、
その目標を達成することには絶対の価値がありました。
テレビを毎月何万台生産して、
このくらいまでコストダウンすると、
利益がこのくらい出るから、
そうするとボーナスがこのくらいになります。
という方程式を立てることができた。
ゴールを決めて、そこに向かって逆算していく手法は、
非常に有効な時代があったので、その経験が大きいのだと思います。
3 自分の過去の後悔
「あのとき、もっと努力しておけば」
という後悔は誰もが持っていると思います。
自分の子どもには、
そんな後悔はさせたくない。
だから、いま、早めに夢・目標を持って、
そこに向かっていくことで
夢を叶える人生を送ってほしい。
以上、周りの大人が夢を持てという3つの理由。
あまり救われないので、続けます。
☆大学時代に夢に近づく3つのアクション~休暇中
クランボルツ先生の計画された偶発性理論にもとづき、
大学時代に夢に近づく3つのアクションを考えてみました。
2か月にもわたる夏休み、春休みに
何をするのが一番いいのか。
考えてみたいと思います。
1 ひとり旅
これ、いいですね。
海外でも国内でも、ひとり旅に出てみる。
孤独な時間を過ごすなかで自分を見つめ、
たくさんの出会いの中で、感性を磨く。
できれば携帯電話を置いていくか、
電源を入れる時間を決めておくというのが大切かも
しれません。
2 ボランティア
これもなかなかいいと思います。
世の中の価値観とは、異なる行動原理で
動いている人たちとの出会いと活動。
あなたの視野を広げてくれます。
できれば、社会人が多数参加している
ボランティア団体のところに、
学生ひとりで乗り込んでいくと、
向こうも興味を持ってくれるし、やさしくしてくれるでしょう。
3 インターンシップ
これが僕たちの主戦場です。
期間限定で目標を決めて、実現に向けて走る。
社会人になったつもりで、
今までは消費者側の視点しかもっていなかったけど
提供者側の視点に立つ。
味わう挫折。
そこからふたたび立ち上がり、
目標を目指していく。
そんなことができるのがインターンシップ。
☆大学時代に夢に近づく3つのアクション~学期中
さあ。
それでは学期中にできることはなんでしょうか。
考えてみようと思います。
1 アルバイト
これ、定番ですけど、やはり重要。
この中でもどんな仕事を選ぶのがよいのか。
これも考えた方がいいと思います。
アルバイトのほとんどがサービス業だと思うのですが、
どんな仕事を選んだらいいのか、考えてみました。
・たくさんの世代の人と接する職種
・個人経営しているお店の仕事
・自分の技術が磨かれる仕事
いろんな世代の人が来る
個人経営している飲食店で、
調理も担当させてもらっている、
みたいなのは、すごく成長の機会があるなあと思います。
まあ、3つ全部満たすのは難しいので、
1つずつ考えていったらいいと思います。
2 読書
やっぱり読書ですね。
いま、ネットと携帯電話の進歩と普及によって、
ひとりになる時間はほぼ皆無になりました。
一日中、誰かとつながっている。
これでは、自分は磨かれません。
それを解消してくれるもっとも簡単なツールが
本を読むという行為になると思います。
本を読んでいるときはひとりです。
自分と向き合います。
考えます。
そんな時間が必要なのだと思います。
3 テーマ学習
やはり大学生なので、学びは必要だと思います。
特に興味のある学部に進学しているはずなので、
そこで何らかのテーマをもって、学ぶということが
とても大切です。
大学にはひとつのテーマを探求しつづけている
教授がいます。
その先生を質問攻めにするくらい、
ひとつのテーマを追求する学習もいいのではないかと思います。
ちなみに僕の大学のときのテーマは
「環境保全型農業」でした。
自分の選考している「植物生産学」ではなく、
よく「土壌学」の研究室に遊びに行って、先生にいろいろ聞いていました。
テーマ学習。
これをするには大学はとてもよい空間です。
以上、3つのアクションを考えてみました。
これによって、クランボルツ先生の言う、
偶然を計画し、偶然を生み出し、偶然をつかむ
ことができるようになると私は考えます。
それでは、よき大学生活を!
Boys be Ambitious!
2013年06月07日
夢がないと苦しい3つの理由
本日は本当は2日前の書かなくてはいけない
夢がないと苦しい3つの理由
にチャレンジしましょう。
夢がないとこんなにも苦しいのはなぜでしょうか?
3つ理由を挙げるなら、
1 ビジネスの要請
2 コミュニティの喪失
3 キャリア教育の充実
1つ目はビジネスの要請です。
「第四の消費」(三浦展)
に書かれているように、
工業化社会は30年前に限界に達していた。
テレビもエアコンも、冷蔵庫も洗濯機も
すでに普及していた。
でも、工業社会で働く人たちには、家のローンがあった。
まだまだ終わってもらっては困る。
そこで登場するのが
「一人暮らし」と「自分らしさ消費」である。
4人家族だったのがバラバラに
1人暮らしをすれば家電は4倍必要だ。
同居だとしてもテレビだって1部屋1台あったほうがチャンネル争いしなくてすむ。
そして「自分らしさ消費」で買い替え需要を
促進する。あなたらしく生きるために、
こんな家電はいかがですか?
と問いかける。
あるいは、資格ビジネス。
あなたの夢を実現するためには資格が必要なのではないですか?
あるいは、書店。
「20代でやっておくべき・・・」
「理想の上司になるために知っておくべき・・・」
ああ、俺やってない。買わなきゃ。
夢を持て。
自分らしく生きろ。
これはモノを売るために必要なフレーズなのだとよく分かります。
2つ目が
コミュニティの喪失。
1つ目とつながってきますが、どんどん人と人は分断されていきました。
そのほうが儲かるから。
それと同時に、
アイデンティティの喪失が起こります。
これは矛盾していると思います。
アイデンティティの確立のために、
一人暮らしをして、自分らしい生き方をするための家電を買ったのに、
反対にアイデンティティを失っています。
アイデンティティは
夢とコミュニティの両方から成っているからです。
夢に大きくシフトした結果、
コミュニティを失い、
結果、夢がないとアイデンティティを失うという結果になっています。
3 キャリア教育の充実
7・5・3と言われる
3年離職率を問題視し、
その原因は人と職業のミスマッチだとして、
適職につくためのキャリア教育が充実しています。
そのときに言われるのは
「はやくやりたいことを見つけて、そこに向かって努力する」という
単一の手法です。
それを繰り返し言われることで、
夢を持たなければいけないのではないかと思ってしまい、
夢がないと苦しむのです。
まずこの3つの現状から出発しないとダメなのかも、と思い、書きました。
夢がないと苦しい3つの理由
にチャレンジしましょう。
夢がないとこんなにも苦しいのはなぜでしょうか?
3つ理由を挙げるなら、
1 ビジネスの要請
2 コミュニティの喪失
3 キャリア教育の充実
1つ目はビジネスの要請です。
「第四の消費」(三浦展)
に書かれているように、
工業化社会は30年前に限界に達していた。
テレビもエアコンも、冷蔵庫も洗濯機も
すでに普及していた。
でも、工業社会で働く人たちには、家のローンがあった。
まだまだ終わってもらっては困る。
そこで登場するのが
「一人暮らし」と「自分らしさ消費」である。
4人家族だったのがバラバラに
1人暮らしをすれば家電は4倍必要だ。
同居だとしてもテレビだって1部屋1台あったほうがチャンネル争いしなくてすむ。
そして「自分らしさ消費」で買い替え需要を
促進する。あなたらしく生きるために、
こんな家電はいかがですか?
と問いかける。
あるいは、資格ビジネス。
あなたの夢を実現するためには資格が必要なのではないですか?
あるいは、書店。
「20代でやっておくべき・・・」
「理想の上司になるために知っておくべき・・・」
ああ、俺やってない。買わなきゃ。
夢を持て。
自分らしく生きろ。
これはモノを売るために必要なフレーズなのだとよく分かります。
2つ目が
コミュニティの喪失。
1つ目とつながってきますが、どんどん人と人は分断されていきました。
そのほうが儲かるから。
それと同時に、
アイデンティティの喪失が起こります。
これは矛盾していると思います。
アイデンティティの確立のために、
一人暮らしをして、自分らしい生き方をするための家電を買ったのに、
反対にアイデンティティを失っています。
アイデンティティは
夢とコミュニティの両方から成っているからです。
夢に大きくシフトした結果、
コミュニティを失い、
結果、夢がないとアイデンティティを失うという結果になっています。
3 キャリア教育の充実
7・5・3と言われる
3年離職率を問題視し、
その原因は人と職業のミスマッチだとして、
適職につくためのキャリア教育が充実しています。
そのときに言われるのは
「はやくやりたいことを見つけて、そこに向かって努力する」という
単一の手法です。
それを繰り返し言われることで、
夢を持たなければいけないのではないかと思ってしまい、
夢がないと苦しむのです。
まずこの3つの現状から出発しないとダメなのかも、と思い、書きました。
2013年06月06日
それでも夢を見つけたい人のための3つの方法
昨日、夢を持たなくてもいい3つの理由
を書きました。
そうは言っても、
夢を見つけたい、
と思っている人もいると思います。
そこで。
それでも夢を見つけたい人のための
3つの方法について、書いてみようと思います。
1 クランボルツ博士の「計画された偶発性」理論
2 マツナガマサキさんの「人のためになることから始めよ」理論
3 上田信行さんの「プレイフル・ラーニング」から、プレイフルに考えよう理論
1 スタンフォード大学 クランボルツ博士「計画された偶発性」理論
日本では、キャリア・デザインというキャリア形成方法が主体ですが、
それは、数あるキャリア理論(人のキャリアがどのように決まっていくか?)の
ひとつに過ぎません。
世界には、たくさんのキャリア理論(キャリア形成方法)があります。
そのうちのひとつ。
「キャリア・ドリフト」理論。
クランボルツ博士は
たくさんの仕事人にインタビューをして、
ある言葉が多いことに気づきました。
「たまたま」
「偶然にも」
そう。
人生がうまく行っている人、夢を叶えた人は、
「偶然」をうまく見つけ、そしてうまくつかんでいることが分かったのです。
そして、こう言います。
「偶然を計画せよ」
いやいや、計画できないから偶然なんでしょう!
とツッコミたくなりますが、クランボルツ先生は大マジです。
以下の5つの心構えを持って、偶然をつかめ、と。
1.好奇心:新しい情報・学習機会の模索
2.持続性:めげない継続的努力
3.楽観性:新しい機会を「実現可能」とらえるマインド
4.柔軟性:信念・概念・態度・行動を柔軟に変える
5.リスクテイキング:結果が不確実でも行動に移す。
なるほど。
アクションを起こす。継続する。まずはここからですね。
2 マツナガマサキさんの「3つの歯車」理論
超∞(むげん)大学を主宰する、
日本で一番キレイな目を持つ31歳、マツナガマサキさん
の著書「やりたいことの見つけ方」によると、
「やりたいこと」ばっかりを見つめていても、
見つからないのだと言います。
天職とは、
「やりたいこと」
「できること」
そして「人の役に立つこと」
の3つが歯車のように噛み合って初めて見つかるのだと言います。
そして、その歯車は「やりたいこと」からは回すのは
なかなか難しいのだそうです。
そこで、
マツナガさんは、
「人の役に立つこと」から始めてはどうか?
と提案します。
これ、夜回り先生も言っていましたけど、
やりたいこと、やりたいこと、自分、自分にフォーカスしすぎないで、
視点をちょっと広げて、困っている人の役に立てることないか?
と考えてみることがすごく大切なんですね。
自分は誰のどんなお役に立てるのだろう?
そんな問いを立てることが大切です。
3 上田信行先生の「プレイフル・ラーニング」理論
これもパワフル。
野山塾の考え方の基本になっています。
もう、楽しんじゃおう!っていう理論です。
目の前に来た課題をすべて、楽しんじゃう。
このひとつひとつが自分を成長させるチャンス
だと思って、取り組んでいく。
そこにある場のチカラで、
チームメンバーの個性を活かして、
目の前の課題にチャレンジをして、
それを突破していく。
その繰り返しによって、
自分自身も「何かできるかも」っていう世界が
広がっていく。
チームに貢献したいと思って、
どんどん成長していく。
気がつくと、夢が見つかってます。
という魔法のような方法です。
どれが答えっていうわけでもないので、
この3つの方法をどんどん試していこうと思います。
昔、競馬新聞のCMで
「チャレンジ イズ マイライフ」
っていうのがあったけど、
いまは
ハヴァ プレイフル ライフ!
でしょうかね。
夢はなくとも、プレイフルな人生を!
を書きました。
そうは言っても、
夢を見つけたい、
と思っている人もいると思います。
そこで。
それでも夢を見つけたい人のための
3つの方法について、書いてみようと思います。
1 クランボルツ博士の「計画された偶発性」理論
2 マツナガマサキさんの「人のためになることから始めよ」理論
3 上田信行さんの「プレイフル・ラーニング」から、プレイフルに考えよう理論
1 スタンフォード大学 クランボルツ博士「計画された偶発性」理論
日本では、キャリア・デザインというキャリア形成方法が主体ですが、
それは、数あるキャリア理論(人のキャリアがどのように決まっていくか?)の
ひとつに過ぎません。
世界には、たくさんのキャリア理論(キャリア形成方法)があります。
そのうちのひとつ。
「キャリア・ドリフト」理論。
クランボルツ博士は
たくさんの仕事人にインタビューをして、
ある言葉が多いことに気づきました。
「たまたま」
「偶然にも」
そう。
人生がうまく行っている人、夢を叶えた人は、
「偶然」をうまく見つけ、そしてうまくつかんでいることが分かったのです。
そして、こう言います。
「偶然を計画せよ」
いやいや、計画できないから偶然なんでしょう!
とツッコミたくなりますが、クランボルツ先生は大マジです。
以下の5つの心構えを持って、偶然をつかめ、と。
1.好奇心:新しい情報・学習機会の模索
2.持続性:めげない継続的努力
3.楽観性:新しい機会を「実現可能」とらえるマインド
4.柔軟性:信念・概念・態度・行動を柔軟に変える
5.リスクテイキング:結果が不確実でも行動に移す。
なるほど。
アクションを起こす。継続する。まずはここからですね。
2 マツナガマサキさんの「3つの歯車」理論
超∞(むげん)大学を主宰する、
日本で一番キレイな目を持つ31歳、マツナガマサキさん
の著書「やりたいことの見つけ方」によると、
「やりたいこと」ばっかりを見つめていても、
見つからないのだと言います。
天職とは、
「やりたいこと」
「できること」
そして「人の役に立つこと」
の3つが歯車のように噛み合って初めて見つかるのだと言います。
そして、その歯車は「やりたいこと」からは回すのは
なかなか難しいのだそうです。
そこで、
マツナガさんは、
「人の役に立つこと」から始めてはどうか?
と提案します。
これ、夜回り先生も言っていましたけど、
やりたいこと、やりたいこと、自分、自分にフォーカスしすぎないで、
視点をちょっと広げて、困っている人の役に立てることないか?
と考えてみることがすごく大切なんですね。
自分は誰のどんなお役に立てるのだろう?
そんな問いを立てることが大切です。
3 上田信行先生の「プレイフル・ラーニング」理論
これもパワフル。
野山塾の考え方の基本になっています。
もう、楽しんじゃおう!っていう理論です。
目の前に来た課題をすべて、楽しんじゃう。
このひとつひとつが自分を成長させるチャンス
だと思って、取り組んでいく。
そこにある場のチカラで、
チームメンバーの個性を活かして、
目の前の課題にチャレンジをして、
それを突破していく。
その繰り返しによって、
自分自身も「何かできるかも」っていう世界が
広がっていく。
チームに貢献したいと思って、
どんどん成長していく。
気がつくと、夢が見つかってます。
という魔法のような方法です。
どれが答えっていうわけでもないので、
この3つの方法をどんどん試していこうと思います。
昔、競馬新聞のCMで
「チャレンジ イズ マイライフ」
っていうのがあったけど、
いまは
ハヴァ プレイフル ライフ!
でしょうかね。
夢はなくとも、プレイフルな人生を!
2013年06月05日
あなたが夢を持たなくてもいい3つの理由
「夢を持て」
「目標を持て」
と言われる。
そんなことを言われても、
なかなか見つからないのが本音だろう。
しかも、学校教育で
ひたすらに「こちこちマインドセット(固定的知能観)」
を植え付けれているから、
「固定化された自分の能力の範囲内」で
自分の夢や目標を決めていけ、と
刷りこまれ続けているのに。
それは苦しいだろうと僕は思う。
「夢を持て」というなら、
まず心をしなやかマインドセットに変えなくてはならないだろう。
ここにチャレンジしたい。
と思う。
名付けて
「夢なんて持たなくてもいい」という理論だ。
価値観を揺るがすところから
全ては始まると思うからだ。
「あなたが夢・目標を持たなくてもいい、3つの理由」
1 時代(社会)の変化が速い
産業構造の変化に代表されるように、
世の中の変化はものすごく速くなっています。
たとえば、僕が大学に入ったとき、
「携帯電話の販売員」という仕事はありませんでした。
なぜなら、携帯電話がなかったから。
グーグルも、楽天もありませんでした。
インターネットがなかったから。
2011年にデューク大学のデビッドソン博士が言っているような
「2011年にアメリカの小学校に入学した人のうち65%は、
大学卒業時に今は存在しない仕事に就いているだろう」
という世界が迫ってきているのです。
だから、いま、なりたい仕事、夢を決めてそこに向かって
全力投球するというのは、かなりリスクのある行為です。
パナソニックもシャープも
10年前までは超優良企業でした。
それが薄型テレビが飽和して、売れなくなって、苦しんでいます。
今存在する仕事も、何年後かにどうなっているか分からない。
そして今存在していない仕事が社会の中心を担っているかもしれない。
だとしたら、今、夢を持たなくてもいいのではないか?
2つ目の理由、
それは「燃え尽き症候群リスク」です。
〇〇大学に入る。
こういう仕事に就く。
と明確な目標を決めて、そこに向かって全力投球する。
すると、
夢破れたとき、あるいは達成したとき、
燃え尽きることがあります。
例えば、美容師になりたくって、
夢を叶えて美容師になった。
しかし、毎日毎日シャンプーをしていて、
手荒れがひどくて、どうしても続けられなくなった。
そのとき、違う仕事をすることができるでしょうか?
あるいは、大学に入ることをゴールにしてきて、
それを達成して見事合格。
その瞬間、せっかく今まで頑張ったのだから、
存分に遊ぼうと思うこと。
なんのために大学に入ったのか、わからなくなるということもよくあります。
したがって、ゴールを持って、努力することは
燃え尽きるリスクと隣り合わせになるということです。
3つ目はもっとリアルです。
「身近にいるカッコいい大人」
身近にいるカッコよく仕事をしていると思える大人を5人、思い描いてください。
あの喫茶店のマスターかもしれないし、
CDショップの店員さんかもしれない。
あるいは、親戚のおじさんかもしれない。
その人たちに聞いてみるんですね。
「いつ、その仕事をやろうと思いましたか?」
と聞いてみる。
すると、おそらく5人中の4人以上は、
20歳を過ぎてから、その仕事をしようと思っているのではないかなと思います。
学校の先生とか
スポーツ選手とか
お医者さんとかばかりを挙げたとするともしかしたらもっと小さいころに
思っていたかもしれませんが。
カッコよく働いているのほとんどは
20歳以降に仕事を決めていることが分かります。
ということは、カッコよく、輝いて仕事をしようと思ったら
15歳、18歳で自分の夢、なりたい仕事を決める必要は
ないということです。
これが夢を持たなくてもいい3つの理由です。
それでも夢を見つけたい。
と思っている人には以下の3つの理論があります。
これはまた次回。
1 クランボルツ博士の「計画された偶発性」理論
2 マツナガマサキさんの「人のためになることから始めよ」理論
3 上田信行さんの「プレイフル・ラーニング」から、プレイフルに考えよう理論
また説明します。
つづく。
「目標を持て」
と言われる。
そんなことを言われても、
なかなか見つからないのが本音だろう。
しかも、学校教育で
ひたすらに「こちこちマインドセット(固定的知能観)」
を植え付けれているから、
「固定化された自分の能力の範囲内」で
自分の夢や目標を決めていけ、と
刷りこまれ続けているのに。
それは苦しいだろうと僕は思う。
「夢を持て」というなら、
まず心をしなやかマインドセットに変えなくてはならないだろう。
ここにチャレンジしたい。
と思う。
名付けて
「夢なんて持たなくてもいい」という理論だ。
価値観を揺るがすところから
全ては始まると思うからだ。
「あなたが夢・目標を持たなくてもいい、3つの理由」
1 時代(社会)の変化が速い
産業構造の変化に代表されるように、
世の中の変化はものすごく速くなっています。
たとえば、僕が大学に入ったとき、
「携帯電話の販売員」という仕事はありませんでした。
なぜなら、携帯電話がなかったから。
グーグルも、楽天もありませんでした。
インターネットがなかったから。
2011年にデューク大学のデビッドソン博士が言っているような
「2011年にアメリカの小学校に入学した人のうち65%は、
大学卒業時に今は存在しない仕事に就いているだろう」
という世界が迫ってきているのです。
だから、いま、なりたい仕事、夢を決めてそこに向かって
全力投球するというのは、かなりリスクのある行為です。
パナソニックもシャープも
10年前までは超優良企業でした。
それが薄型テレビが飽和して、売れなくなって、苦しんでいます。
今存在する仕事も、何年後かにどうなっているか分からない。
そして今存在していない仕事が社会の中心を担っているかもしれない。
だとしたら、今、夢を持たなくてもいいのではないか?
2つ目の理由、
それは「燃え尽き症候群リスク」です。
〇〇大学に入る。
こういう仕事に就く。
と明確な目標を決めて、そこに向かって全力投球する。
すると、
夢破れたとき、あるいは達成したとき、
燃え尽きることがあります。
例えば、美容師になりたくって、
夢を叶えて美容師になった。
しかし、毎日毎日シャンプーをしていて、
手荒れがひどくて、どうしても続けられなくなった。
そのとき、違う仕事をすることができるでしょうか?
あるいは、大学に入ることをゴールにしてきて、
それを達成して見事合格。
その瞬間、せっかく今まで頑張ったのだから、
存分に遊ぼうと思うこと。
なんのために大学に入ったのか、わからなくなるということもよくあります。
したがって、ゴールを持って、努力することは
燃え尽きるリスクと隣り合わせになるということです。
3つ目はもっとリアルです。
「身近にいるカッコいい大人」
身近にいるカッコよく仕事をしていると思える大人を5人、思い描いてください。
あの喫茶店のマスターかもしれないし、
CDショップの店員さんかもしれない。
あるいは、親戚のおじさんかもしれない。
その人たちに聞いてみるんですね。
「いつ、その仕事をやろうと思いましたか?」
と聞いてみる。
すると、おそらく5人中の4人以上は、
20歳を過ぎてから、その仕事をしようと思っているのではないかなと思います。
学校の先生とか
スポーツ選手とか
お医者さんとかばかりを挙げたとするともしかしたらもっと小さいころに
思っていたかもしれませんが。
カッコよく働いているのほとんどは
20歳以降に仕事を決めていることが分かります。
ということは、カッコよく、輝いて仕事をしようと思ったら
15歳、18歳で自分の夢、なりたい仕事を決める必要は
ないということです。
これが夢を持たなくてもいい3つの理由です。
それでも夢を見つけたい。
と思っている人には以下の3つの理論があります。
これはまた次回。
1 クランボルツ博士の「計画された偶発性」理論
2 マツナガマサキさんの「人のためになることから始めよ」理論
3 上田信行さんの「プレイフル・ラーニング」から、プレイフルに考えよう理論
また説明します。
つづく。
2013年06月04日
「いのちへ」PVできました

「いのちへ」展開写真~小田急BOOKMATES 新百合ヶ丘店
すごい。
村上春樹の横!
ツルハシブックスで累計150冊以上売れている
「いのちへ」(にしだひろみ 南の風社)が
ついに全国デビューしています。

2013年5月23日の高知新聞夕刊でも取り上げられています。
とにかく反響がすごい。
書店でも、二回、三回と買いに来るお客さん続出。
「友人へプレゼントに」
「母の日に母に」
など、感動の連鎖が広がっています。
そこで、
思いついちゃったのが
ご存知、笑顔写真家 かとうゆういちさん
ツルハシブックスのBGMでもおなじみ、作曲家の中澤友希さんとの
夢のコラボ。
これを仙台の村上辰大さんが
ディレクションして、素敵な動画ができました。
■Vimeo
https://vimeo.com/67584172
■You Tube
http://www.youtube.com/watch?v=l6Ka0Z_Bt4Q
動画見るだけでも感動。
「いのち」という旅へ
そっと寄り添ってくれる一冊です。
2013年06月03日
君はまだ、松陰読本を読んでいないのか?

あなたはもう、読みましたか?
野山塾の原点。
というか僕の原点、松陰読本。
山口県の小学生はみんな読んでいる
「松陰読本」(カラー写真入り 500円)
幕末を駆け抜けた郷土の志士、
吉田松陰先生の生涯を小学生でも
わかりやすいように編集された小冊子です。
注目すべきは
やはり30ページの野山獄のエピソード。
獄中で松陰先生がとった行動。
俳句の上手な人を俳句を他者に教え
書の上手な人は書を教えた。
自らも読んでいた本をもとに孟子の講義などをする。
いつしか、獄中は
学び舎のように、活気があふれた。
松下村塾の原点とも言うべき、
この野山獄のエピソードが詰まった1冊、
松陰読本をあなたはもう読みましたか?
新潟県内ではおそらく唯一、
ツルハシブックスにて取り扱い中です。
2013年06月02日
役割を果たす、というデザイン
にいがた未来考房のゲストスピーチで
伊藤係長が言った。
「見守ることで見守られている」
中央区しもまち地域。
政令市新潟市の中でもっとも高齢化が進む地域。
そこでのしもまちお互いさまネットワーク
の活動は65歳以上が主役だ。
65歳の元気な人たちが80歳の一人暮らしの
お年寄りを訪問して、元気づける。
しかし、
見守っているようで実は見守られているのは
自分たちだったりする。
それがコミュニティデザインなのだと思う。
やろうと思えば、結構やれる。
これが基本で、
そんな彼らに役割を担ってもらうデザインを
考えた方がいい。
若者支援センターオールとやっている農的体験も、
3回目以上の参加者をスタッフとして
働いてもらうようのが当たり前のような
デザインができるのではないか。
そういえばまきどき村の朝ごはんは
2回目の人はもはやスタッフ扱いだ。
支援者と被支援者がいるような空間は
あまりパワフルではない。
まだまだ改善の余地があるなあ。
伊藤係長が言った。
「見守ることで見守られている」
中央区しもまち地域。
政令市新潟市の中でもっとも高齢化が進む地域。
そこでのしもまちお互いさまネットワーク
の活動は65歳以上が主役だ。
65歳の元気な人たちが80歳の一人暮らしの
お年寄りを訪問して、元気づける。
しかし、
見守っているようで実は見守られているのは
自分たちだったりする。
それがコミュニティデザインなのだと思う。
やろうと思えば、結構やれる。
これが基本で、
そんな彼らに役割を担ってもらうデザインを
考えた方がいい。
若者支援センターオールとやっている農的体験も、
3回目以上の参加者をスタッフとして
働いてもらうようのが当たり前のような
デザインができるのではないか。
そういえばまきどき村の朝ごはんは
2回目の人はもはやスタッフ扱いだ。
支援者と被支援者がいるような空間は
あまりパワフルではない。
まだまだ改善の余地があるなあ。
2013年06月01日
コミュニティデザインと顧客
ドラッカーは問う。
1.われわれのミッションは何か?
2.われわれの顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれにとっての成果は何か?
5.われわれの計画は何か?
自分たちのミッションが
ひとりひとりが役割を果たす喜びを感じられる地域社会をデザインすることだとすると、
われわれの顧客は誰なのか?
その問いが重要になってくる。
コミュニティを構成するメンバーは多種多様だからだ。
われわれの顧客は誰なのか?
教育委員会と共催している農的暮らし体験は
どのように位置づけたらよいのか?
そんな問いを自問する日々です。
1.われわれのミッションは何か?
2.われわれの顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれにとっての成果は何か?
5.われわれの計画は何か?
自分たちのミッションが
ひとりひとりが役割を果たす喜びを感じられる地域社会をデザインすることだとすると、
われわれの顧客は誰なのか?
その問いが重要になってくる。
コミュニティを構成するメンバーは多種多様だからだ。
われわれの顧客は誰なのか?
教育委員会と共催している農的暮らし体験は
どのように位置づけたらよいのか?
そんな問いを自問する日々です。