プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 107人
オーナーへメッセージ

2015年07月27日

「居場所」とは「承認空間」のこと

承認がほしい。
これは人間の根源的欲求である。

「地域のしがらみ」は同時に承認を与えてくれた。

ありのままの存在は、
誰かによって承認されていた。

「地域」と「家庭」が(教育空間としては)
機能しなくなったことで、
人々は承認機会を失った。

「居場所がほしい」
「子どもたちには居場所が必要だ。」

そのときの「居場所」には、
「承認」が存在するのではないか。

学校は、「承認空間」というより、
「評価空間」であり、「効率化空間」であるから、
承認欲求が評価欲求に代わっていく
のではないだろうか。

そうすると、
原則として、学校の内部に
「承認空間」としての「居場所」をつくることは不可能かもしれない。

もし、そのような場所を作るとしたら、
「美術部」や「文芸部」などで、
どちらかというと、「部活」で何かを目指していく、
というよりは、「居場所」機能に特化していくということになるのかな。

子どもたちは「承認」を必要としている。
それは地域の居場所であり、まちの本屋であるかもしれない。  

Posted by ニシダタクジ at 06:34Comments(0)日記